幸せとは、気づくことである(2)
将来の自分のためにも、この本を読みながら思わず付箋を貼った箇所をここに残しておこうと思います。
ストレスを感じないで働くための秘訣は何か。
何よりも大きいのは、自分でコントロールできることと、できないことの区別をすることである。
外的要因に振り回されてイライラしてしまうのは損!(例えば、あの人が〇〇をしてくれなかったからといって機嫌を損ねる。とかね)相手の行動はコントロールできないこと。そんなことに振り回されない。自分の感情は自分で決める!
(朝なかなかすっきり起きられない人へ)
ベッドから起きた自分に対して、何か「ご褒美」を用意しておくことも有効である。
茂木先生の早起きした自分へのご褒美は、仕事机でコーヒーを飲み、チョコレートを食べることなのだそう。私は何にしようかしら。
誰かが嫌いでたまらないという「感情のタグ付け」を、自分自身を見つめる「メタ認知」のきっかけとして、自分が成長する原動力にすれば、それが一番いい。
嫌いなはずの人の中に、実は自分が「うらやましい」と思っていることがあるならば、自分もそれを身に付けるように努力すればいい。
相手の中に、自分の中にもある嫌な点を見ているのであれば、なんとか、それを克服するようにすればいい。
嫌い!と一言で片付けてしまいがちだけど、同族嫌悪なのか羨ましさが転じたものなのかを見極める必要があるのね。
失敗を恐れなくてもいい。他人は自分の失敗を思ったほど厳しくは見ないし、そもそもそれほどの関心もない。だから、他人の目を気にしないで、思い切り挑戦するほうが自分のためだ。
難問を人前で解かせるという実験で、問題が解けずに本人は自分の評価が下がったと思っていたけれど、実際観客はそんなにも評価を下げてはいなかったという実験結果があるそうな。
自分の利益を一時的にせよ忘れて、相手の利益を想像してみることが、結局は自分の利益になるのだ。
相手のことを思って、「三手先を読む」ことが大切なんだと。