お金持ちになる習慣
タイトルよりもサブタイトルの「生きたお金の使い方」が見につく本という言葉が気になって借りてみました。
各項目の解説に入る前に、この本の登場人物による場面設定がされていて、とても読みやすかったです。具体的なお金の管理方法が記載されているのではなく、お金持ちの行動や思考のパターンについて解説されています。お金持ちの方全員が当てはまるわけではないようですが、身近な人を想像してみると確かにそうかもと思えるものが多くありました。そして、自分自身もそうありたいなと思えることばかりなんですよね。
その中でも特に気になった部分をピックアップしてみます。
世の中では、感情をコントロールすべきだとよく言われます。しかし人間である以上、感情を完璧にコントロールすることなど不可能です。むしろ大事なのは、今、自分がどんな感情の状態にあるのかを知ることです。
今の私に足りないことです。まさにこれです。イライラしてしまうのはどうしようもないことですよね。
もし自分がイライラしているなと感じたら、難しいことや面倒なことには取り組まないこと。 無理をしてミスをして更にイライラしたら悪循環ですもんね。
イライラを抑圧しない。イライラした感情を無視しない。ただただ「あー、私は今イライラしている」と認識すること。
でも、思いの外それがうまくできないでいるのですが…今はまだ完璧にはできませんが、少しずつできるようになっていこうと思います。
友人の理不尽な対応に嫌気がさしているのに、なかなか関係を解消できない人がいます。「友達だから」と思ってしまうのですが、お互いを尊重してこそ本当の友達です。互いに信頼できる関係を築けないのであれば、その友人関係は解消すべきなのです。
この本はまさに今の私の状況をよく理解しているようです(笑)
人間関係の断捨離を試みている私にとって、やっぱりそうだよねと頷ける言葉でした。私の背中を押してくれているようでとても心強いです。
ここでの事例は、不誠実な相手には怒らず、諭さず、諦めて関係を断つ。というものでした。
最近、本を読んでいると今の自分の状況を理解しているような文章に出会うことが多いです。まさに今私が探していた答えだ!とか、この言葉が欲しかった!みたいな。偶然か、はたまた必然か?よくわかりませんが、とにかく私はラッキーだなと思う今日この頃です。