茂木健一郎の脳がときめく言葉の魔法
以前借りた茂木先生の本が面白かったので、別の著書も借りてみました。
衝撃的でした。
この本には茂木先生が描いたイラストが散りばめられているのですが、茂木先生の絵心のなさ(笑)
いや、私の芸術的なセンスが皆無なだけかもしれませんが(笑)
タイムプレッシャーがクオリティを生む。
文章を書く場合も、タイムプレッシャーをかけてとにかく早く終わらせる方が、クオリティが高くなります。一気に書き上げるということです。夏目漱石は『坊っちゃん』を二週間で書いたと言われています。
このブログを書くとき、私は時間を制限するのが嫌で時間に余裕のある時にしか書いていなかったのですが、これからはあえて制限時間を設けて自分を追い込みながらやってみようと思います。よく考えてみると、夫はこのタイムプレッシャーをよく使っています。時間管理がすごく上手です。私は時計を見るのを忘れて没頭しすぎて、「もうこんな時間!」と驚くことが多いのですが(笑)時間管理が上手になりたいので、この方法を取り入れます。
自分で退屈から抜け出せる人は、自ら問題を見つけて解決していこうとするので、どんな環境に置かれてもほぼ例外なく伸びていきます。
反対に、自分で退屈から抜け出せない人、あるいは自分の退屈を人に何とかしてもらおうと思っている人は、問題の解決能力が低いので、自ら伸びるのは難しいのではないでしょうか。
テレビや映画を観たりして満足しているのは、ある意味で退屈から抜け出すことを丸投げしているというか、依存しているということです。
この文章にハッとさせられました。ダラダラとテレビを見ているときって「退屈だから私を楽しませて下さい」と言ってテレビをつけているってことですもんね。最近日中はテレビを全く見ないで過ごしているのですが、そうすることで自分の時間が有意義に感じられるようになりました。いや、本当のところはやりたいことが見つかったから、テレビを見なくなっただけなのかもしれませんが(笑)どちらにせよ、退屈から抜け出せて良かったです。
「男子三日会わざれば刮目して見よ」という言葉があります。
これは、日々自分を磨き続けている人ほど、三日も経つと見違えるほど成長しているものだという意味です。
友人とは、常に緊張感をもって向き合うことも大切だと思います。
最近、これに似たようなことを感じました。久しぶりに会った友人がとても素敵な女性になっていたので、とても嬉しく思うと同時に、私も素敵な女性になりたい!と思わずにはいられなかったのです。ライバル視してメラメラと闘志を燃やすというよりは、同志として切磋琢磨していきたい、という感じです。久しぶりに会った友人が変わらずにいてくれるのは嬉しいし、とても安心できますよね。その気持ちも良くわかるのですが、「こんなに素敵になってる!」とか「こんな勉強頑張ってるんだ!」という刺激があると、「私も頑張らないと!」と思わずにはいられないし、そうやってお互いに更に素敵になっていける関係が本当に理想です。
以前の私だったら、「彼女はこんなに素敵になっているのに、私は何の努力もしてないな…」と自分を否定して嫌いになっていたと思います。でも最近は、「こんな素敵な友達を持てて幸せだな!」と思えるようになりました。きっかけはわからないのですが…(笑)自分で退屈から抜け出せるようになってからなのかな?
この本を手にして読んだタイミングが本当に良かったなと思います。今の私だからこそ、「確かに!」と頷けることがありました。
この著書に「心ときめく」言葉はなかったのですが(笑)、この本のタイトル通り「脳がときめいて」くれていたら嬉しいですね。
そして、時間管理がやっぱり下手くそな私です…結局時間がかかりすぎてしまいました。これから少しずつ頑張ります!