片付けに断捨離は必要なのか
先日、何故かアクセス数が普段の10倍近く伸びました。
私は何か悪いことをしてしまったのだろうかとビクビクしていたのですが、どうやら原因はスマートニュースでこちらの記事が載ったようでした。
私自身、直接確認できたわけではないのですが、このページのアクセス数が激増していたためこのように推測しました。
この記事では、私が過去に断捨離に失敗したこと、そして今はリバウンドすることなく物の少ない暮らしができていることを書いたものです。
そもそも。
- 部屋を片付けるために断捨離は必要なのか?
- 部屋を片付けるには、やはり物を捨てなければならないのか?
そのように思う方もいらっしゃることと思います。
正解は正直私にはわかりません。
私が考えるに、無理に捨てる必要はないと思います。
ただ、多くの物を使いやすく管理するには難易度の高い収納スキルが必要になります。
だからこそ、収納術に関する記事が人気で、お昼の番組でもそのようなコーナーがあるのだと思います。
しかし、部屋が綺麗に片付いている方のブログ等を見ていますと、物が少ない方が多いですよね。
ミニマリストやシンプリストなどなど…
- どんな収納方法を使っているのかな?
- どれだけたくさんの収納スペースを持っているのかな?
最初はそのように思いますよね。
実は、私もそうでした。収納術さえあれば部屋は片付くのだと。
しかし、多くの場合は特別な収納スキルを使っているわけでもなければ、たくさんの収納スペースを持っているわけでもないのだと気付きました。
物が少ない方々は、
- 収納スキルを使わずに、自分のペースで自分のできる範囲で物の管理ができるように工夫していった結果、物が減った。
- 自分がめんどうくさがり屋だとわかっていたからこそ、収納術を使わなくてもいいようにした結果、物を手放した。
このように、物を減らすことが目的なのではなくて、自分できちんと管理ができるようにするために断捨離という手段を用いたのではないかなと思います。
捨てることに着目するのではなくて、自分できちんと管理できるだけの物を持つことを考えた結果、物を手放すことができたのだと考えられます。
物を減らすことは目的ではなくて手段なのです。
私自身、ズボラでめんどうなことが嫌いだからこそ、物を減らしました。
しかし、いつの間にか手段が目的に代わってしまっていたことって、ありますよね。
たとえば、ダイエット。
ダイエットしたその先にある「水着を着る」「昔の洋服を着る」といった目標を実現したくてダイエットしようと決めたはずなのに、いつしか「痩せること」がゴールになってしまっていて、うまく体重が減らずに挫折…
目標を見失うと何のためにやっているのかわからなくなりますもんね。
片付けも同じです。
物が少ないスッキリとした部屋で気持ちよく暮らすために、片付けをする。
片付けた後のその先にある暮らしをイメージしたら、どんな片付けをしたらいいのかが見えてくるのではないでしょうか。
このように、手段と目的を間違えなければ、断捨離もうまくいくのではないかなと思います。