防御は攻撃にもなる
最近読んだ本で、自分の過ちに気付かされた言葉があります。
人は、相手が逃げると、どこまでも追いかけてやろうと意地になるもの。逃げる相手も敵になってしまう。防御のつもりの無視や逃避であっても、「相手にしない」というのは、もっとも恐ろしい攻撃になりえます。
友人だと思っていた人が、私が結婚の報告をしたことを機に何かが変わりました。
嫌なことを言われたり、嫌がらせしたりしてくることにうんざりして、自分を守るためにその人から逃げたけれど、まさかこれが攻撃になっていたなんて。
正直、ショックでした。
気付かないうちに攻撃してしまっていた自分自身に対して。
確かに、もっと上手な対処の仕方があったはずですよね。
あのときは少しでも早く彼女と距離を取りたくて必死でした。
でも、あのときの私には、このやり方しかできなかった。
それでもやっぱり、今更ですが、私のやり方は大人げなかったなあと反省です。
でも、過去のことをどうこう考えても仕方ないですね。
いい勉強になったと考えて、次は上手に対処できるようにしたいです。
学びをくれた彼女に感謝。
もう二度と彼女と私が楽しい時間を一緒に過ごすことはないけれど、お互いに別の人間関係の中で楽しく暮らせていたらいいな。
どうぞお元気で。
そして私は、今、私のそばにいてくれる人たちのことをうんと大切にしていきます。