新米ママの気ままな暮らし

初の育児に右往左往しつつ、居心地の良い部屋作りと楽に家事をこなす方法を模索中。

【出産】出産レポ

ご無沙汰しております。

初めての育児に戸惑いすぎて、更新が滞っておりました。

毎日が怒涛で気付けば8月に突入しているではありませんか。ビックリです。

まずは、ご報告です。

7月8日予定通り入院をしまして、陣痛促進剤を使用し無事に出産することができました。

ここからは入院から出産までの過程を記載していこうかと思います。

 

 

まず、入院当日の午前4時頃から腹痛出現。気付けば8分間隔になっていました。アプリで陣痛の間隔を計っていたら、8分間隔のまま気付けば午前7時。このまま5分間隔になって出産になるかもと思った私は、シャワーを浴びて身支度を始めました。しかし、活動を始めてからは8分間隔から更に間隔が延びていき、気付けば痛みは治まっていました。陣痛促進剤を使わずにいけるかも!と思っていたのに、思うようにいかずがっかり…

 

予定通り9時に入院。受付を済ませて看護師さんから入院説明を受けまして病衣に着替えて10時に内診を行いました。この時点で子宮口は1センチ、児頭も3週間前の内診時から下りてきておらず、どちらも変化なし。

「今日は今から飲み薬で子宮口をゆっくり開いていって、明日朝から陣痛促進剤の点滴を始めて産もうかね。」と先生から説明がありました。この説明を聞いて、今日産まれる気配はないってことなんだな、こりゃ長丁場になるなと思いました。

 

10時にプロスタグランジンという陣痛を促進する内服薬を1錠内服しました。この飲み薬は1時間毎に1錠ずつ内服して、最大6錠内服できるそうです。分娩監視装置を付けて胎児心拍を確認しながらベッドでゴロゴロ。

 

11時に更に1錠内服しました。この時点で子宮収縮は30分間隔。痛みはズキズキ痛いなという程度でした。胎児心拍は安定しているとのことで分娩監視装置を外して、自室で過ごすことに。

 

12時にも1錠内服。子宮収縮は20分間隔。お腹は痛いけれども我慢できない程ではないという具合でした。普段とそれほど変わりはなかったので、夫は外へご飯を食べに行きました。家事を済ませて14時頃に病院に戻るよとのこと。

私は病院のご飯を頂きました。驚いたのは、ここの産院のごはんがとっても豪華で美味しいということ!ごはんが美味しいととっても嬉しいですね。もりもりごはんを食べてのんびりしていたら、12時半頃に母から電話が。「どんな具合?大丈夫なん?」と心配する母をよそに、私はピンピンしていてごはんも完食したことを伝えて、産まれるのは明日になりそうだよ~と電話を切りました。

 

しかーし。

ええ、完全に油断していました。

12時40分から突然陣痛が5分間隔に。痛みも顔をしかめて喋られなくなるくらいになりました。私が今まで感じていた痛みとは全く違うレベルになって初めて、これが陣痛だ!と確信しました。

 

13時、お部屋に様子を見に来てくれた看護師さんに5分間隔になっていることを伝え、13時分の薬を飲みました。「14時に再度内診をするので時間になったら内診台のある部屋まで来てください。」と説明を受け、時間まで部屋で一人痛みに耐えることとなりました。この時間が思った以上にきつくて(笑)夫は14時に戻る予定だったので、腰をさすってくれる人もおらず。一人、部屋で悶えておりました。5分間隔でこれだったら、このあとどうなるんだ?ってか、あと何時間痛みに耐えないとダメなんだ?そんなことをひたすらぐるぐる考えていました。

13時50分に夫が戻って来て、私は入れ替わりで内診室へ。歩くのが辛くて仕方がない…ヨタヨタと歩きながら、なんとか到着。

 

14時、子宮口3~4センチ。赤ちゃんは下りてきてないと。この痛みでたったの4センチなのかとショックを受けたのをよく覚えています(笑)感覚的にはもう8センチくらいまで開いているんじゃないかと勝手に思っていました。と言いますか、そうであってくれという私の勝手な希望です(笑)一人で耐えるには辛かったので、部屋で待機していた夫を呼んでもらって陣痛に合わせて腰をさすってもらいました。この時点でも薬を内服しました。

 

妊娠中に色んな方の出産レポの漫画やブログを拝見していたのですが、「陣痛中、夫が使いものにならない」という話が多かったので(笑)、正直そんなに期待していませんでした。夫、ごめん(笑)しかしですね、うちの場合は全然違いました。「痛みが来たら肛門のところをグーッと押して欲しい」とだけ伝えてやってもらったら、これが本当に楽になるんですよ。本当に助かりました。いてくれて良かったと本当に思います。事前の情報収集によれば(私個人調べによる。笑)、「いちいち言わないとさすってくれない」「さすってくれる場所が何か違う」「陣痛で苦しんでいる横で携帯ゲームに熱中されてイライラした」などの役に立たなかった理由が挙げられていました(笑)しかし、私の場合は「今(押して)!」と言わなくても、私の呼吸状態から今痛いんだなということを夫が判断してグーッといいタイミングで押してくれました。しっかり力も込めてくれるので、痛みも和らいで助かりました。

 

15時、子宮口4センチ。赤ちゃんはまだ下りてきてないと…これだけ痛いのに、まだ4センチだと?先生の言葉に愕然としたことは言うまでもなく(笑)おまけに、赤ちゃんは頭の位置が定まらずぐるぐると動き回っているそうで。「頭の位置が悪いから、今の頭の位置のままじゃまだ産むことはできないね。」とエコーで赤ちゃんの様子を確認しながら言われました。

退院前に知ったのですが、赤ちゃんの顔がお母さんの背中側を向いてあごを引いた状態でないと赤ちゃんは産まれて来ることが困難なそうで。私の場合は赤ちゃんがお腹側を向いていたそうで、赤ちゃんの頭の位置がこのまま変わらなければ帝王切開となっていたそうな。

そしてこの時に内診時にグリグリされました。内診グリグリはとてつもなく痛いと聞いていたのでビビっていたのですが、むしろ痛みが和らぐという不思議。…何で?(笑)できることならずっと手を入れていて欲しいと思いました。この内診グリグリのおかげで、子宮口は6センチまで開きました。そして、最後の薬を飲みまして、このタイミングで痛みが引いているうちに分娩台へと歩いて移動しました。

 

そして、ここからははっきりと覚えていないのですが…

点滴が開始されて、気付けば助産師さんが別の人に代わっていて(恐らく夜勤者の方)、助産師さんの内診グリグリ時に「ママ、もしかして手を入れている方が楽?」と気付かれ、子宮口全開大ではないけれど「ママ、次の陣痛で息んでみて。」と言われ全力で息んで、「ママ上手!」と息み方を大いに褒められ、2~3回の息みで全開大になったみたいで。

陣痛の間隔が少し長すぎるからということで、点滴に少し陣痛促進剤を投与していざ分娩。陣痛に合わせて全力で息むも「頭見えてるんだけどね、息むのやめたら頭引っ込んじゃうね。」「頭がピコピコ出入りしてるよ。」と笑いながら先生が。先生笑い事じゃないわー!!!!!!!と思いつつ、少しでも早くこの痛みから解放されたくて全力で息む私。私の息みに合わせて夫も息んでフラついていたのか、「パパ!ママの呼吸につられて息んでるからパパはしっかり呼吸して!」と助産師さんに言われてました。が、私は夫を心配している場合じゃない。痛い。

「少し切るから、その前に麻酔の注射するよー。はい、じゃあ切るからねー。」ああ、痛いと噂の会陰切開だ…と一瞬思ったものの、早く産んでしまいたいからもうどうにでもしてー!!!!!という感じでした。切られる痛みは全くなし。もうそれどころじゃなく陣痛が痛い。

そして息むもなかなか産まれて来ず、最終的には先生にお腹をグリグリと押されまして

17時45分に無事出産となりました。(分娩時間:5時間9分)

 

夫は私の隣りで泣いていましたが、私は分娩台の上で放心状態。この時の私は、産声を聞いて待ちに待った感動のご対面!え、可愛い!天使!という感じは全くなくて、一仕事終えたぜ…という感情の方が上回っていました。今となっては可愛くて仕方ない存在ですが、あの時は本当にそれどころではなかったです(笑)

分娩台の上で放心状態のまま、会陰部の縫合。時折「痛っ・・・」と呟きながら、処置を受け、分娩時の姿勢から解放されて、分娩室に夫と実母が入ってきたのは出産から約1時間後でした。

 

二人の顔を見るなり、私の第一声は「もう二回目はいいや…」でした。(切実)

 

そして世のママたちの凄さを実感しましたね。この壮絶な痛みを1度ならず、2度3度と経験したママたちはもう本当に凄いです。素敵です。素晴らしいです。なんか、語彙力なくてすみません…(笑)

 

私の横ですやすやと眠る息子を見ながら、ほんの1時間前まで自分のお腹の中にいたなんて信じ難くて。不思議な感覚でした。こんなにも貴重な経験ができて良かったなと思います。

 

気付けば明日で生後1か月を迎えます。

これからはここで育児に関する記録も残していけたらなと思います。

どうぞよろしくお願いします。