不安で頭がいっぱいになってしまうとき
不安で頭がいっぱいになってしまって何だか心が苦しい時ってありますよね。
私自身、どちらかというと楽天家ではなく心配性なので、不安でいっぱいになってしまうことが時々あります。
不安なときほど、むやみに相手を疑ってしまったりして、更に不安が大きくなって、ますます心が苦しくなって…という悪循環に陥ってしまいやすいですよね。
そんなときに、少しでも不安を軽減させるための私なりの方法があります。
まず不安とは何か。
【不安】
悪いことが起こりそうで気がかりなこと。また、その気持ち。(国語辞典)
「起こりそう」と書いてあるように、不安なことってそのほとんどは未来のことなんですよね。
不安を抱えているときというのは、事実ではなく不確かなこと(推測)・まだ起こっていないことについて、ずっと考えを巡らせてしまっている状態なんです。
そういうことをあーだこーだと考えたところで、何も変わらないんですよね。
だとしたら、不安を少しでも軽減するために今できることを考える。
それは、未来のことではなくて今現在にフォーカスすることです。
例えば、今度の試験が不安だな…と思っているのなら、不安だ不安だと思い続けるくらいなら、少しでも不安が軽減されるように今から勉強に取り組む。
例えば、友達の一人がいつもと様子が少し違う。もしかして怒っているのかな?私は怒らせてしまったのかな?嫌われたかな?何でだろう?どうしよう?…と思っているのなら、これ以上不安が大きくなってしまう前に、「いつもと様子が違うけど、何かあった?」「もしかして私、何か失礼なことしたかな?」と声を掛けてみる。もしかしたら誤解かもしれないし、きちんと理由を話してくれるかもしれない。
まだ起こっていないことをいくら考えていたとしても、ただ考えているだけでは意味がありません。それならば、素敵な未来になるように今できることを考え行動に移した方がよっぽど意味があります。
不確かなことを「ああかもしれない…」「こうかもしれない…」と一人でずっと考えていても答えは絶対にわかりません。相手がどう思っているかなんて、直接聞いてみないと誰にもわかりませんよね。だとしたら、自ら答えを知る行動に出たり、考えるだけ無駄なことだと割り切るだけです。
不安が募った時、私はなるべくこのように考え、何かしらの行動に移すようにしています。
そうすることで、随分と心が楽になりました。
私はこのように不安を誰かに解消してもらおうとせず、自分で自分の不安な気持ちをコントロールできるように取り組んでいます。
まだまだ完璧ではありませんが、少しずつ練習です。