【育児】子どもを産んで諦めたこと
元来こだわりの強い私は、家事のやり方にもこだわっていました。
洗濯機を回すにも、この洋服にはこの洗剤で、下着は乾燥機にかけたくないので別洗い…
食器の洗い方も自分なりの順番があったり、我が家には食洗機があるのですが食器の並べ方だとか、この食器は手洗いをするだとか…
掃除の仕方や掃除をするタイミングだとか、言い出したらキリがないのですが。
しかし、子どもが生まれて気付きました。
家事にこだわってたら、生活できない・・・!!!!!!!!!
2~3時間毎の授乳、愚図り、産後でボロボロの体・・・
想像以上にしんどかったです。特に体調の変化。30代前半での初産ということで、それなりにダメージも大きかったのかもしれませんが、ここまで体がキツイとは思ってもみなかったです。
妊娠中、数か月もの間大きなお腹に合わせた体の使い方をしていたわけですよ。それも無意識のうちに。しかし、ある日突然身軽になる。それでも、数か月もの間に染み付いたクセって抜けてないんですよね。
出産から2週間経って、自分の後ろにある物を取ろうとして振り返ったんです。そこで気付いたんです。
あ、私ウエストをひねる動作したのっていつぶりだろう・・・(笑)
ここでようやく気付きました。積極的にストレッチしないと、元の体には戻らないぞと。
そして実際にストレッチを始めて気付くんです。体ガッチガチじゃないか・・・
話がそれました(笑)
ガチガチでボロボロの体に睡眠不足。初めての育児。
これまで通りの家事など少しもできるわけなんてなくて。生活がままならなくてそれが更にストレス。
夫は家事育児を積極的に取り組んでくれています。
しかーし。私のこだわりのせいで、せっかく取り組んでくれた家事にいちいちいちゃもんをつける私。
「やり方に口出しするなら自分でやって」と言われますが、何も協力してくれないとそのことで夫にいちゃもんをつける私・・・
いわるゆ産後のガルガル期の影響も多少なりあったものと思われます(笑)
このままの生活では無理だ。というか、家庭が崩壊するぞ・・・と思うようになって、自分なりに少しずつこだわりを捨てていくことにしました。
洗濯ものはとりあえず赤ちゃんの物と大人の物を分けて洗えばそれで良し。別洗いをしたり干す手間が惜しいので、下着類も一緒に乾燥まで終わらせちゃう。洗濯物の畳み方はザックリでOK。(洋服は畳む手間が惜しいのと、畳みしわを避けるため元々ハンガー収納)インナーや部屋着はしわくちゃでも気にしない。などなど・・・
洗濯一つでも、これだけのこだわりを捨てました。
こだわりを捨てて思ったことは、自分のこだわりのせいで自分自身を追い込んでいたんだなということ。こうしなきゃ!こうしたい!というこだわりは、例えやらなくても全然生きていける!(笑)
これまでの私は自分自身に制約を設けすぎていたんだなと感じました。
こだわりを捨てたことで、少し性格もおおらかになったような・・・?まあ、他者に聞いたわけではないのでアテになりませんが(笑)
それでも、イライラする機会がうんと減ったのは事実ですね。
実は、このように考えられるようになったのはこの本のおかげなんです。
これを読んで、あー頑張らなくていいんだなと思いました。それでも、こだわりを捨てることに多少の抵抗はあったのですが、やってみると「ラクでいいや~」となりました。
色々と家事のやり方にこだわって、自分でも気付かないうちに「こうしなきゃ!」と自分で自分の首を絞めていた。
そして思うようにできなくてイライラして、自分を責めて・・・
それでも家事は毎日押し寄せてくる。
それならば、家事のハードルをグンと下げてしまって、適当にこなしながら、毎日楽しく過ごす。
その方が絶対幸せですよね。
そんな大切なことを教えてもらった一冊です。
そりゃあ、子どもが泣き止まなくてイライラしちゃうこともありますが・・・(笑)
それでも私は子どもとの時間を最大限確保するために、幸せになるために、家事を適当にやっていこうと思います。
まだまだ自分でも気づいていない変なこだわりがあると思うので、自分の中の当たり前を見直しながら、家事のハードルを少しずつ下げていこうと思います。